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東日本大震災による福島第一原発事故の影響で、世界的に「脱原発」の気運が高まり、欧州イタリアでは、国民投票で原発の開発が圧倒的大差で否定された。福島第一原発の放射能漏れが今も続く日本でも、国内各地で「脱原発」のデモが行われた。 このデモに対する報道、論調は報道機関によって様々で、デモに参加した人数はともかく、実際に行われたにも関わらず黙殺するのはメディアとしてどうなのか。 「日本の新聞各紙はどれを購読してもほとんど同じ」と昔はよく言われたような気がするが、最近は大きく変わってきた。天皇、憲法九条、原爆、そして原発などで大きく分かれたように思う。 今の時代に右翼と左翼、保守と革新のような二者択一はないとは思うが、一つの事象に対する二者択一は出てくるのかもしれない。原発に関しては随分と極端な意見が多い。 日本のデモを見て思ったのは、被爆国の日本で何が何でも原子力を利用するのは反対というような「反原発」ではなく、今回の原発事故を教訓として「脱原発」をめざそうという人も多かったように思う。 今回の震災を契機に、原発も含めてエネルギー政策を見直して、当事国として、新しいエネルギー政策を打ち出し、世界の模範となることに誰も反対はしないし、それが震災で世界中から支援を受け、原発事故で世界中に迷惑を掛けている日本の責務ではないかと思う。 したがって、震災に対しては粛々と復興を進め、原発事故を収束させる。それを客観的に報道するのがマスコミの役割と考える。 ところが、実際は復興も原発もマイナスの報道が多い。確かに、これだけ広範な地域が壊滅的な被災を受けたからには、復旧は容易ではない。「復旧が進んでいない」とヒステリックに叫ぶキャスターの声よりも、乗っている車の道路と周辺のがれきが整備されている状況に驚く。地元や自衛隊、消防、警察、各国支援部隊など復旧関係者の尽力により、短期間にここまで整備されたことに感動すら覚える。 観光庁をはじめとして、観光関係者が被災地の観光復興に取り組んでいるのは、「復興は観光から」という思いがあるからだ。日本人が東北に旅行に行かなければ、外国人は東北どころか日本に来ようとしない。被災地に行って観光することで初めて復興したと感じることができる。 日本旅行業協会(JATA)の金井会長は、15年前の阪神淡路大震災を経験している。先の日中観光交流の夕べで当時を振り返り、「本当に復興したと実感したのは、国際都市神戸に内外の多くの人々が戻ってきた時」と語っていた。 国内旅行予約状況を見ると、ゴールデンウィークは「超間際予約」で好調だったが、その後、また低迷状態が続いている。 観光庁が推進する東北でボランティアツアーは素晴らしいし、それが「復旧から復興へ」の道に繋がっていく。その段階を経て、多くの人が東北へ純粋に観光したいと思っているはずだ。 しかし、宿泊施設に被災者が身を寄せ、復旧工事で働く人々も休息している所へ観光で行くことはためらいがある。これは自粛とは違う。また、インフラが復旧して観光に来てくださいと言っている一方で、同じ場所で復旧が進まないと報道されたら、もう少し旅行は時期を見てと延期するも仕方ないことだ。 旅行業界はこの夏の東北を盛り上げようと各社、様々なキャンペーンを行っている。沢山の人が東北へ行くことによって、東北が復興する。多くの人が東北へ行きたい気持ちにさせるように協力してほしいものだ。(石原)
by yoshiro.ishihara
| 2011-06-20 14:56
| 航空・旅行
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