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東日本大震災が起きてから約2年半を経過した。昨年は世界ツーリズム旅行協議会(WTTC)のグローバルサミットが仙台と東京で開催され、日本旅行業協会(JATA)も東北で1000人プロジェクトを実施し、「被災地の観光復興」を大いに印象づけた年となった。 しかし、今年は昨年と比べると、被災地に対する観光復興のイメージが薄くなった感は否めない。継続して被災地のツアー造成に真摯に取り組んでいる旅行会社はもちろんあるが、全体としては本紙の紙面への掲載も少なくなっている。 JATAのホームページを見ても、「がんばろう!日本」のバナーはあるが、これは日本観光振興協会へのリンクで、JATA独自で、被災地の観光復興への取り組みが表れてこない。 JATAとして、被災地への観光復興については、国内旅行推進委員会、国内旅行推進部等で取り組んでいると思うが、一般消費者からは見えてこない。JATAが独自色を出して、被災地へのツーリズムに対して、もっと具体的に取り組んでもいいのではないか。 JATA旅博では、東北の復興オークションを実施していた。その近くにある岩手のブースで「まべぶ汁」のレトルトパックを販売していた。NHKの朝ドラ「あまちゃん」で大評判になったあの「まべぶ汁」だ。どこかひっそりと売っているので、「折角の旬なんだからフードコーナーで販売すれば良かったのに」と聞いたら「とても出展料が高くて無理です」との答えが返ってきた。 旅博の出展は公平、平等が原則だろうから割引は難しいとは思うが、被災地については観光復興支援の観点から「特別措置」を講じてもいいのではないか。もっと被災地の観光復興を打ち出しても良かった気がする。 ANTORが主催した今年の「レッツゴー海外!」では、東松島町と石巻市のブースがあった。ANTOR会長のベルギー観光局ワロン・ブリュッセルのダミアン・ドーム日本支局長が東松島町の「ひまわり集会所」を支援していることもあり、ANTORは被災地の復興支援に積極的との印象を与えた。 前述のように、旅行会社は個別に被災地へのツアーを実施している。トップツアーの復興支援ボランティアツアーは11月のツアーで50回目を迎える。 海外旅行が中心の風の旅行社は「VC(ボランティアセンター)を支援する会 山形」と「地球の歩き方」の協力で、11月に「金華山観光復興協議会」が主催するワークキャンプを体験するツアーを催行する。 風の旅行社によると、昨年夏から金華山黄金山神社の復興支援ツアーの企画・運営を行ってきた。この1年でツアー参加者は約100名に及ぶという。同社がこうした被災地への復興ツアーを催行していることを知らなかった。 当然のことながら、大手の旅行会社は東北、被災地についてはボランティア、体験などの観光復興ツアーを手掛けており、大きな実績を残している。ただし、中小旅行会社も地道に被災地への復興に真摯に取り組んでいる。 ここでは、風の旅行社、ベルギー観光局ワロン・ブリュッセルを取り上げたが、告知せずに地道に取り組んでいるところは沢山あるに違いない。 いつも思うのだが、被災地へのツアーを企画造成したり、それを情報発信すると、「被災地を要して儲けている」「売名行為」などと批判する声が上がる。こうした声は全く無視していい。 旅行業界で被災地への取り組みを全面に出して、競争するぐらいがいい。被災地へ送客し、滞在し、消費することが何より重要だ。JATA東北1000人プロジェクトの後の旅行商品企画もフォローアップが大切。ツアーグランプリでも毎年、東北復興ツアーを特別賞として設けて支援するべきだ。旅行業界全体で継続して、被災地へのツアーを促進していることをアピールしたい。(石原)
by yoshiro.ishihara
| 2013-11-04 00:00
| 航空・旅行
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