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11月の3連休を利用して、家族5人で台湾へ行ってきた。スクートに乗り、3日に成田を出発し、5日に帰国、5日の平日に休暇を1日取り、6日から出社した。2日の土曜日から出発すれば、まるまる3連休を利用して台湾に行くこともできたが、2週間前に思い立っての旅行だったため、航空券、ホテルの予約が難しく、1日後ろ倒しの台湾旅行となった。 気軽に海外旅行へ行ける時代。アジアは今や国内旅行と変わらない。LCCも就航し、国内旅行よりも安く行けるところもある。海外旅行も「ちょっと行ってきます」の時代になったと実感する。今や3連休があれば、海外旅行を楽しめる。 今回は、11月3日の「文化の日」が月曜日のため、この3連休を利用した。11月23日の「勤労感謝の日」が日曜日に当たり、24日が振替休日のため、こちらの3連休を利用して、国内旅行、海外旅行に行く人も多いだろう。 土、日の完全週休2日制の場合、年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みを除くと、3連休が固定されているのは「祝日3連休」(ハッピーマンデー)の1月「成人の日」、7月「海の日」、9月「敬老の日」、10月「体育の日」の4回と、祝祭日が金曜、月曜の時と祝祭日が日曜日に当たり、月曜が「振替休日」となる場合などに限られる。したがって、祝日3連休以外は、カレンダー頼みとなる。 祝日3連休の固定化が増えれば、さらに旅行意欲が高まり、国内旅行、海外旅行が促進される。しかし、事態は逆の方向に向かっている。超党派の海事振興連盟を中心として、7月第3月曜日の「海の日」を7月20日に再び戻す祝日改正法案の動きが強まっている。10月20日の自民党内閣部会・観光立国調査会でも海の日固定化で了承の報道がなされたが、29日の同部会・同調査会が経済団体、観光関連団体からヒアリングし、反対の意見が強いことから部会一致の原則、党内手続きを慎重に進めることが確認された。 ただ、8月11日の「山の日」が2016年から制定されることから、それほどの時間があるわけではない。全国旅行業協会会長、ハッピーマンデーの創始者の一人でもある二階俊博自民党総務会長は、旅行・観光業界の政治に対する無関心に反省を促すとともに、反転攻勢への決意と行動に檄を飛ばした。とくに、このまま行くと、他のハッピーマンデーも雪崩を打って固定化の方向に流れ、祝日3連休が廃止になることも懸念される。 二階氏や自民党観光立国調査会事務局長の鶴保庸介氏は、観光関連団体が一致団結して「ハッピーマンデー」存続を唱えることを望んでいる。それには、ハッピーマンデーの存在意義を事業者目線でなく、利用者目線、国民目線で語ることが重要となる。ハッピーマンデーの存続を国民運動にしなくてはらならない。 ハッピーマンデー制度による経済効果は高く、地方経済、日本経済への影響を語ることは重要だが、それと同時に国民の休暇取得、消費行動に重大な影響を及ぼしていることを主張したい。 ハッピー・マンデー制度は、国民の休暇取得を補完する役割を担っている。自民党内から「休暇制度を見直せばいい」との声が聞かれるが、具体案は遠い。家族の休みが一致し、旅行するのは祝祭日を利用するのが現実的だ。 ハッピーマンデー制度の導入により、休暇の分散化が進んでいることも実証されている。「休日の固定化」ではなく、「ハッピーマンデー」、「ハッピーフライデー」をバランス良く増やす「祝日3連休の固定化・拡大」推進を唱えたい。それが「反転攻勢」というものだ。 二階氏から「旅行・観光業界はぼんやりしている」と言われたことは、今に始まったことではない。まだ時間はある。祝日3連休の存続へ向けて、事業者、利用者が一体となった国民運動を展開し、祝日3連休の拡大へ反転攻勢を仕掛けたい。(石原)
by yoshiro.ishihara
| 2014-11-10 19:54
| 航空・旅行
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