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お恥ずかしい話だが、初めて「インターナショナル・パウワウ」に参加した。こうした国際的なトラベル・トレードショーは、やはり英語がものを言う。これまでは英語の堪能な記者を派遣していたが、編集長たる者、「パウワウを見ずして旅行業界を語るなかれ」という「外圧?」に屈して開催地のロサンゼルスに行ってきた。 「パウワウ」のリポートは別項を参照していただくとして、やはり「百聞は一見に如かず」である。取材で幾度も海外には行くが、全米の旅行業界と海外のバイヤー、メディアが一同に会する「パウワウ」は実にエキサイティングなものだった。 「パウワウ」常連の旅行業界の重鎮の方々には笑われそうだが、そこは「パウワウ」初心者の強みで、感じたことを書いてみたい。 「パウワウ」は全米国内旅行と訪米旅行(インバウンド)のトレードショーだが、海外から参加するバイヤー、メディアにとっては米国インバウンドのトラベル・トレードショーである。業界関係者が毎年約5000人集うインバウンドのトレードショーというのが凄い。それも開催地は毎年変わり、スタッフはボランティアという。 開催地の協力は半端でなく、到着した空港から「Powwow」のポスター、看板が目を引き、市内の至る所、「パウワウ」一色である。これが米国旅行業界の底力か。スケールの大きさと企画運営の上手さ、トレードショーなのにエンタテインメントになっているところは脱帽するほかない。米国はやはり「ショービジネス」の国であることを実感する。 顧みるに、日本はどうなのかと反芻する。「パウワウ」を見てしまうと、日本でインバウンドのトレードショーはできないものかという思いに駆られる。JATA世界旅行博はアウトバウンド、旅フェアは国内旅行が中心であるし、インバウンドは取り組んではいるものの、主役とはなり得ない。 国内旅行者数、海外旅行者数と比べて現状の訪日外客数では、マーケットの大きさから見て仕方がないかもしれないが、「観光立国宣言」、ビジット・ジャパン・キャンペーン事業の追い風に乗って、「ようこそジャパン」のトラベル・トレードショーの実現を夢想してしまう。 ここからは夢物語として書く。 20XX年、訪日外客誘致促進のためのトラベルトレードーショー、「ようこそジャパン」の記念すべき第1回が東京で開催された。後援は国土交通省観光局。日本全国の自治体の観光局、航空会社、鉄道会社、国際空港、ホテル・旅館、アトラクション、旅行関連企業などがブースを出展、世界中からバイヤー、メディアが参加した。 第1回の「ようこそジャパン」は、JALとJR東日本が全面協賛、JALのXX社長が「訪日外客2000万人を目指して」と題して基調講演を行った。「ようこそジャパン」には東京都が全面協力、首都東京のアピールに努めた。次回は大阪市で開催される。 いつかは、日本の旅行産業界でこうしたイベントが開催されることを切望する。主催はTIAならぬTIJ(日本ツーリズム産業連合会)か、国際観光振興機構(JNTO)の共催か、それともその頃には新しい組織になっているのかもしれない。「パウワウ」の取材は、日本のインバウンド促進に目標を与えてくれる。(石原)
by yoshiro.ishihara
| 2004-05-24 00:00
| 航空・旅行
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