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米商務省による訪米観光促進のプロモーションが始まった。テレビコマーシャル、地下鉄などの駅の交通広告で「あの映画の舞台に、ようこそ。」が映し出され、、TSUTAYA、三越日本橋店ではキャンペーンが展開されている。 映画に対する思い入れが強い最後の世代は、団塊の世代かもしれない。青春期や少年・少女時代に戦中、戦後を体験した人、昭和一桁後半から10年世代が「映画の旗手」で、団塊の世代までが、映画が娯楽の時代だった最後を知っているのではないか。 とくに好むと好まざるに関わらず、アメリカ映画の影響は計り知れないほど大きく、アメリカの映画で民主主義、資本主義を知り、生活の豊かさに憧れた。 今回の「映画」をモチーフにしたプロモーションは英国で成功したものを日本にも導入したということだが、テレビコマーシャルを見ての感じ方は人それぞれと思うが、とにかく「郷愁」を誘う。世代間に差があるのは仕方がないが、音楽効果もあって、あのCMや交通広告から昭和20年代生まれぐらいまでは「懐かしさ」を一番感じるだろう。 膨大なハリウッド映画の中からCMや交通広告に数本の映画を選び出すのは至難であるし、地名・都市名の付いた映画も数多い。選び出された映画を見ると、新旧の名作が並んでいるが、CM、交通広告を見た印象から言えば、ターゲットはシニア世代と思う。 先日、ロサンゼルス観光局がシネアド広告を出している映画館で「MI3」を見た。LA観光局は「セレブ」をテーマに広告キャンペーンを継続して展開しており、映画も「サイドウェイ」、「GOAL!」とタイアップしたり、今回の「MI3」の日本公開に合わせて映画広告を打っている。さすが、ハリウッドを抱えているだけのことはある。 その「MI3」の舞台はアメリカ、ベルリン、ローマ、上海と国際的で、とくに上海のシーンは圧巻。映画の評判は今イチだが、第1級のアクション映画と思う。プロモーションで来日した主演・製作のトム・クルーズ氏は、国土交通省に北側大臣を表敬訪問、「観光は相互理解を深め平和につながる」と語り、北側大臣をいたく感動させた。次回作「MI4」の東京ロケを希望するクルーズしに対して北側大臣は全面協力を約束した。 仮に、日本が米国と同じように、映画をモチーフにした訪日観光プロモーションを展開するとすれば、候補映画の一つにクルーズ氏が主演・プロデュースした「ラスト・サムライ」は間違いなく入るだろう。国交省がクルーズ氏に感謝状を授与したのも、「ラスト・サムライ」の世界的ヒットはビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)に匹敵するほどの効果をもたらしたからで、それほど映画の効果は大きい。 フィルム・コミッションの全国協議会も組織され、日本も映画のロケーションに対する対応が変わりつつある。日本全国で魅力あるまちづくりを目指すなら、日本各地の魅力を世界に知らしめなければならない。世界で知られる日本の都市は東京、京都、広島と意外に少ない。 映画、音楽、小説、スポーツ。エンタテインメントではアメリカには及ばないが、近づくことはできるし、アニメーションなどサブカルチャーではアメリカを凌駕しているものはある。 エンタテインメントの代名詞と言えば、やはりディズニー。映画も名作数知れず。現在公開中の映画も大ヒットが予想される。 映画でアメリカへの郷愁を思い起こさせ、旅行に行くことでアメリカのイメージを改善させる。それが訪米旅行を拡大する。映画の力は大きい。これを旅の力に変えるまで、訪米観光促進プロモーションを続けてほしい。(石原)
by yoshiro.ishihara
| 2006-07-24 00:00
| 航空・旅行
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