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【グアム特集】 2011年もいろいろなことが起きる。チュニジアに端を発した北アフリカ・中東の政情不安、ニュージーランド・クライストチャーチの地震、原油の高騰による燃油サーチャージの値上げ、そして、東北を中心に東日本を襲ったマグニチュード9.0の大地震と大津波。 3月11日の大地震と大津波の映像に言葉を失う。亡くなられた方々への哀悼の意と被災された方々にはお見舞いの言葉しかないが、この試練を共有し、共に乗り越えるために何をするか、日本人全てが考えて、行動していかなくてはならない。 まずは、ライフラインを回復し、生活を取り戻すことから始まる。既に、日本国内、世界から義援金活動の輪が広がっている。世界中がこの震災から日本が立ち直ることを祈り、支援し、見守り、注視している。必ず立ち直らなくてはならない。 そして生活基盤が戻り、日常生活が始まったら地域の復興に取り組む。産業基盤がダメージを受けている中で、観光振興は地域の復興に大きな貢献ができると考える。 日本は観光立国を国策としていながら、産業としての観光の地位が総体的に低い。諸外国では観光産業が国・地域を支えているところが多い。政情不安のエジプト、直前に地震が起きたニュージーランドも海外からのインバウンド観光が国の主要産業を形成している。 かつて、グアムも台風により幾度も大きなダメージを受け、米国同時多発テロ事件の時は、日本人旅行者の激減により観光が大きな影響を受けた。 そうした時期を乗り越え、2010年のグアムへの日本人訪問者数は、前年比8.3%増の89万3716人。前年より7万人増え、年間90万人まであと一歩のところまで来た。グアム政府観光局(GVB)をはじめグアム関係者は、2011年は90万人台にチャレンジし、その先にある100万人を見据えていた。 2010年の日本人旅行者89万人の内訳を見ると、東北から2万5000人がグアムを訪問している。全体から見ると多くはないが、前年比11%増と二桁台の伸びを示しており、GVBの地方セミナー展開などの地道な需要拡大プログラムが実を結びつつあった。 仙台−グアム線は、コンチネンタル航空が運航する日本9都市からのグアム路線の中でも、優良路線の一つ。東北のゲートウェイである仙台は宮城県だけでなく、近隣各県からグアムへ旅行する。サッカーJ1のベガルタ仙台もグアムキャンプを実施しており、東北にとってグアムは最も「近い」海外の一つだ。 とくに、MICE、ウェディング、修学旅行と団体旅行でグアムが再び注目を集めている。とくに、MICEは経済が回復してようやく上昇軌道に乗り、近隣のアジア、ハワイなども最も力を入れるマーケットとなっている。 GVBの光森日本代表も強調しているが、企業側がMICEで最も重要視するのは、金銭面のサポートもさることながら、やはり「そこで何ができるか」だ。オーガナイザーを魅力的なMICEのプロダクトを求めており、MICEの受入をめぐり競争が激化するだけに、魅力的なプロダクトの構築がMICE拡大のポイントとなろう。 ハード面では、グアムに1000名規模のコンベンションセンターが2013年に完成する予定だ。これにより、大型のMICEM団体の受入も可能になる。 そうなれば、ますますソフト面、つまりグアムの魅力を訴求しなくてはならない。グアムの美しい自然、チャモロの文化、スペイン統治時代を含めた歴史など独自の魅力をさらに磨きを掛けること。そしてホスピタリティを高めることだ。言うまでもないが、日本人のホスピタリティに対する要求は高い。ここが競合地域との勝負所になると考える。 震災から復興し、恋人と友達と家族と、一人でグループで、たくさんの人がグアムへ旅行する。必ず回復する。その日が遠くないことを信じて。(石原)
by yoshiro.ishihara
| 2011-03-21 00:00
| 航空・旅行
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