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2020年のオリンピック・パラリンピック開催都市が東京に決定した。厳しいと思っていただけに、「東京決定」は素直に喜びたい。 既に、公共工事の前倒しが話題となっている。予算の問題はあるが、羽田空港の発着枠拡大、成田−羽田の高速化、東京メトロの延伸、圏央道の全線開通、リニア東京−名古屋間の完成などはぜひ実現してほしい。 1964年の東京オリンピックは、戦後復興と日本の国際化の幕開けを意味していたように思う。とくに、海外旅行の自由化と相まって、世界中から競技者、競技関係者の来日とともに、日本人が世界を知ることで、世界に飛び出していくというアウトバウンド振興のきっかけとなった。 2020年の東京オリンピック・パラリンピックは、世界中のアスリート、競技関係者と共に海外からの旅行者を迎え、おもてなしをするという訪日外国人の拡大、インバウンド振興の集大成としたい。 観光立国推進基本計画では、訪日外国人旅行者数は「2020年初めまでに2500万人とすることを念頭に、2016年までに1800万人にする。」と明記している。2013年の今年は1000万人を目標としており、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催年には2500万人を目標としたいところである。 過去のオリンピックやワールドカップなどの実績を見ると、大きなスポーツイベントの開催が必ずしもインバウンド旅行者数の増加とは連動しない。むしろ、イベントの開催で観光目的の旅行者がその時期に敬遠する傾向も見られる。 しかし、東京の場合はインバウンド振興はこれからであり、東京オリンピック・パラリンピックの開催は訪日旅行者を迎える絶好の機会としたい。 とくに、東京オリンピック・パラリンピックの会場は半径8km圏内にコンパクトに集約されていることから、会場と連動する東京都内、国内のオプショナルツアーをたくさん造成したい。 オリンピック・パラリンピックを見に東京へ行き、ついでに近くを観光するのではなく、東京で開催されるオリンピック・パラリンピックを機会に、日本を観光するようにしたい そのためにも、交通網の整備は必須で、道路・鉄道・航空のネットワークを盤石とすることで、ハード面では最高のものが出来上がる。 一方で、もっと重要なことはソフト面の充実で、日本は世界に冠たる「おもてなしの国」とよく言われるが、実際には「自画自賛」の部分もなくはない。もう一度、「おもてなし」について徹底的に検証し、最高のハードと最高のソフトをめざしたい。とくに、若年層の英語教育の充実は「おもてなし」をする上で必須事項ではないか。 東京オリンピック・パラリンピックの開催で、ぜひとも進めてほしいことがある。それは、前述のネットワーク整備もさることながら、国内施設のバリアフリーの促進だ。新しい建物等はバリアフリー化されているが、宿泊施設をはじめ未整備の所はまだまだ多い。パラリンピックを開催するからには、東京を、日本を完全バリアフリー化することも併せて目標に掲げたい。 2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催は、東日本大震災からの復興がテーマとして掲げられている。仙台の宮城スタジアムでサッカーの試合が予定されている。福島第一原発の処理については安倍首相が完全制御を約束したので、これは実現しなくてはならない。 それを前提に、オリンピック・パラリンピックの開催が被災地の復興にどのような役割を果たすのか、具体策を示さなくてはならない。復興に最大の貢献をするのはツーリズムであり、オリンピック・パラリンピックの競技者、競技関係者、旅行者に被災地に行ってもらうような仕組みが必要だ。 JATAは2012年に1000人プロジェクトを実現した。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催時に、日本の観光関係者が総力を挙げて、東北を訪問するプロジェクトを実施したい。それができるのは旅行会社である。(石原)
by yoshiro.ishihara
| 2013-09-16 00:00
| 航空・旅行
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