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米国で初めてフライ&ドライブを実体験した。詳細は次号以降に掲載するが、ビジネスは別として、レジャーで広大なアメリカをレンタカーでドライブすることは、この上なく楽しい。ガイドブックには載っていない、たくさんの発見がドライブ中にあり、これを体験すると、それまでのパッケージツアーに戻ることは難しいと思う。 しかし、その楽しさの一方で、車を運転する以上、危険は常に伴うもの。そのことを利用者にもっと告知する必要がある。レンタカー会社、旅行会社は米国でのドライブにおける注意事項の告知、ガイドブックにもそれらは記載されているが、交通法規の遵守をより強調すべきと考える。 今回ドライブしたのはネバダ州だったが、ハイウェイは70マイルが制限速度。街に入れば、55マイル、40マイル、25マイルと急激に制限速度が下がる。日本の場合だと、制限速度よりも「車の流れに乗る」ことの方が一般常識化しているため、制限速度をオーバーすることが多い。 以前、ホテルの建築基準に違反して勝手に改造したホテル経営者が、確か「制限速度60kmのところを60数キロで運転した」ようなことを記者会見で述べて批判され、改めて謝罪したことがあった。これは譬えが乱暴で、批判されても仕方がないが、日本では制限速度を守っていたら逆に渋滞の要因となり、流れに乗るには多少オーバーしても許されるといった風潮がある。 米国ではこれは許されない。基本的にハイウェイの制限速度70マイルなら70マイルを遵守する。街中でも速度標識に必ず従う。これを徹底すべきだ。車も少なく、真っ直ぐなハイウェイを走れば、あっという間に100マイル、120マイルは出てしまう。 米国に限らず、海外で旅行する時は、その国の法を遵守することが大前提だが、ついつい自国の標準が無意識のうちに出てしまう。最近、日本でも飲酒運転が問題になっているが、米国は飲酒運転はもとより、車の運転に対する法的罰則が日本よりはるかに厳しいことを旅行者に認知させる必要がある。 よく米国でドライブして、駐車違反やスピード違反をした時に、英語が分からないふりをすれば許してくれるという話があるが、こういう姑息な手段を教えるべきでない。これからフライ&ドライブを促進していくにあたっては、「違反」を受け止めて、それに対する罰金の支払い方法など、対処法を旅行者に教えるべきだ。 そうでないと、フライ&ドライブが普及するに従って、「日本人は違反すると英語が分からないと言って逃げる」というように言われ、日本人そのものが批判されかねない。 理想を言えば、「日本人は法を遵守する」「素晴らしい運転マナー」と評価されたい。そのためにも、フライ&ドライブを促進するに当たり、交通法規を守ることを基本原則としたい。 そして、交通違反を起こしたら、それにどう対処するか。それに対する罰則規定などを徹底的に利用者に告知する。フライ&ドライブの場合、交通事故に対する保険が大きな課題の一つとなっているが、それは当然のこととして、フライ&ドライブの普及に伴って増えるのは交通違反だろう。 9月4日発行の本紙別冊「アメリカ特集」で、時事通信ロサンゼルス特派員の新井佳文氏も書いていたが、日本と米国では交通ルールが大きく異なる。後部座席に未就学児をチャイルドシートなしで乗せていれば「幼児虐待」、スピード違反をして停車せずにそのまま走れば「逃亡罪」の容疑に問われることもある。そうなれば逮捕、刑務所行きだ。 これらを防止するために、フライ&ドライブの普及と平行して、交通違反、事故、事件などドライブに関するトラブルを相談できる統一した支援サービスが欲しい。旅行会社、レンタカー、保険会社、ホテル、航空会社などが参加した業界共通の支援サービス機関ができないものだろうか。(石原) ※関連リンク 航空新聞社
by yoshiro.ishihara
| 2006-09-25 00:00
| 航空・旅行
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